聖書さんぽ
エゼキエル書

エゼキエル書入門:捕囚の地に来られる神

エゼキエル書 エゼキエル書1章–48章

エゼキエル書は、エルサレム陥落前後にバビロンで捕囚となった祭司エゼキエルが、同じく捕囚の地にいる民に語った預言です。冒頭の車輪と御座の幻は、神の栄光がエルサレムから離れていく悲しい場面であると同時に、その栄光が捕囚の民へと近づいていく希望の描写でもあります。書の中心には諸国民への裁きが置かれ、エジプトを巨獣にたとえた預言は創世記3章15節の原福音に連なります。乾いた骨の谷の幻や新しい心・新しい契約の約束は、追放の中にまで来てくださるイエス・キリストの到来へとつながっていきます。