聖書さんぽ
哀歌・雅歌

哀歌・雅歌:嘆きと愛の歌

哀歌、雅歌 哀歌1–5章、雅歌1–8章
哀歌・雅歌:嘆きと愛の歌

雅歌はただのラブソングではなく、エデンの園に最も近づいたソロモンの時代に書かれた、神と人との関係を映す「歌の中の歌」です。一方、哀歌はヘブライ語22文字を用いたアクロスティック詩として悲しみを余すところなく表現しつつ、その真ん中の3章で「主のあわれみは尽きない」と告白します。対極に見えるこの二書は、愛の絶頂と嘆きの底から同じ神の誠実さを証言しています。今回のエピソードでは比喩の読み方、詩の構造、そしてキリストへのつながりを丁寧に解説します。