1・2サムエル
サムエル記:王の始まりと神が選ぶ心
サムエル記第一、サムエル記第二 サムエル記第一1章〜第二24章
もともと一冊の書物だったサムエル記第一・第二を、今回は一気に取り扱います。書物全体を貫くのは、冒頭に置かれたハンナの祈り——主は高ぶる者を低くし、低い者を高く上げられる。民が求めた「他の国々のような王」として立てられた背の高いサウルは、恐れと不従順の中で退けられ、羊のために命を懸ける若い牧者ダビデが油を注がれます。ヨナタンの友情、サウルを討たないダビデの信仰、そして永遠の王座を約束するダビデ契約(第二7章)。しかし契約の直後、ダビデはバテシェバの罪へ、晩年には自分の軍事力に頼る人口調査へと堕ちていきます。それでも、後に神殿が建つ場所での捧げ物で締めくくられる結末は、民のために取りなす祭司としての王の姿を予告します。より優れたダビデの子、私たちのために命を捨てる王イエス・キリストを待ち望むエピソードです。
神様は高いものを低くし、低いものを高くし、低いけど神様のことを愛する王様を神様は選ばれる
